こんにちは、ヒロタカです。
薬局や病院で臨床経験を積み、今は研究や経営の勉強を続けています!

薬剤師って初任給からなかなかお給料が上がらないじゃない?
最近、結婚とか出産が身近になってきて、将来お金が足りるのか心配…。

結婚や出産は大きなライフイベントだよね。
他にも、教育費や住宅取得資金、老後資金は、人生の三大必要資金と言われているよ!
僕は、生涯学習を続ける薬剤師と資産運用とは相性がいいと思っているよ!
知っておくだけで、他の人より得できるかもしれないね。
ライフイベントを経験するなかで、「将来のお金が足りるのか心配…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私たち薬剤師が知っておきたい資産運用について解説していきます。
・お金で困るときってどんなとき?
・ライフプランを立ててみよう!
・主な金融商品の特徴
この記事を読めば、ライフステージに合わせて、資産運用に取り組めるようになります。

薬剤師も資産運用にチャレンジしてみよう!
お金に困るときってどんなとき?

将来、お金に困らないためには、どうすればいいの?

そうだね。
まずは、お金に困るときがどんなときか考えてみよう!
はじめに、漠然としたお金の不安を具体的にしていきましょう。
準備資金
まず大切なのは、緊急時の資金を準備することです。
病気やケガ、大規模災害などに備える「準備資金」が必要だということです。
普段の生活費の6か月分~1年分くらいを用意できると、安心です。
三大資金
そのうえで、中長期の資金計画として、三大資金を考えましょう。
三大資金とは、教育資金、住宅取得資金、老後資金のことです。

人によっては、教育資金や住宅取得資金は必要ないこともあるね!

私は、子ども産みたい!でも、家は一生賃貸住宅でいいかも。
それなら、教育費のことは考えた方がいいってことね!

そうだね!いい調子!
ただ、老後は必ずやってくるから、老後資金はすべての人にとって必要だよ。
このように、いつ、どのような目的でお金が必要になるか考えることが資産運用のスタート地点です。
資産運用をしてみよう!

ライフプランと必要なお金について考えてみたよ!
でも、資産運用って難しそう…
何から始めたらよいのか、まったく分からないかも…

確かに、「資産運用」って響きが堅苦しいよね…
でも、大丈夫!
今回は、お金を貯めたり増やしたりするときに利用する、主な金融商品の特徴を紹介するよ!
主な金融商品の特徴
それでは、資産運用をするにあたって、実際に利用する金融商品について紹介していきます。
主な金融商品には、以下の4つがあります。
1.預金(銀行にお金を預ける)
2.債権(国や企業にお金を貸す)
3.株式(株式会社の証券を買う)
4.投資信託(運用の専門家にお金を預ける)

私が普段利用しているのは、預金ね。
他には、債券や株式っていうものがあるのね。
お金を運用するにあたっては、「安全性」・「流動性」・「収益性」の3つの基準をもとに判断しましょう。
- 安全性:預けたお金が減るリスクがどのくらいあるか?
- 流動性:どのくらい自由に現金に換えられるか?
- 収益性:どのくらいの運用利益を得られるか?

以下の「知るぽると・金融広報中央委員会」HPの表が分かりやすいね!
ちなみに、このサイトでは、暮らしに役立つ身近なお金の情報が紹介されているよ!

https://www.shiruporuto.jp/public/knowledge/assets/
預金
預金は、多くの人が日常生活で利用している金融商品です。
お金の額面が減ることはなく(=安全性が高い)、現金にも換えやすい(=流動性が高い)です。
一方で、金利は低く、収益性は低いという特徴があります。
債権
債権とは、国や企業がお金を借りるために発行する借用証書のようなものです。
国が発行するものは「国債」、企業が発行するものは「社債」と呼ばれます。
国債は国の信用力のため、お金が減るリスクは低く(=安全性が高い)、売却しやすい(=流動性が高い)です。
また、預金よりも収益性は高いことが多いです。
社債の場合、企業によって異なる部分が大きいですが、収益性は預金よりも高いことが多いです。
株式
株式会社は、株式を発行してお金を集め、そのお金で事業を行います。
株式は、発行した企業の業績が伸びれば、配当金を多くもらえたり、株価が上昇したりします。
一方で、赤字が続けば株価は下落し、企業が倒産すると株式の価値はなくなります。
このように、お金が減るリスクも高く(=安全性が低い)、利益が得られる可能性も高い(=収益性が高い)特徴があります。流動性は高いものも低いものもあります。

池上彰さんの「会社のことよくわからないまま社会人になった人へ」という本で、株式会社について分かりやすく説明されているよ!
投資信託
投資信託とは、多くの人のお金を専門家が運用し、その成果を配分するものです。
内容には様々なものがあります。そのため、安全性、流動性、収益性は内容次第です。
少ない金額で投資をできることや、豊富な商品群から選択できることなどが魅力です。
一方で、専門家に運用してもらうためのコストがかかることには注意が必要です。
まとめ
今回は、薬剤師が知っておきたい資産運用について解説しました。
ちなみに、これらの知識は、「FP3級」を取るプロセスで身に付けることができます。
皆さんも資産運用に関する知識を学んで、ライフステージに合わせて活用していきましょう!
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